28日前場の東京株式市場では、大幅安。平均株価は前日比208円06銭安の1万3823円24銭と急反落した。シカゴ先物安や円高進行が嫌気されたほか、きょう午前8時50分に発表された1月鉱工業生産指数も市場予想を下回ったことで、寄り付きから売りが先行。その後、「主力50銘柄に買いバスケットが入った」(外資系証券)が、戻りは鈍く安値圏で停滞。前日に1月11日以来の1万4000円台回復となったこともあり、前場の売買代金が1兆円に満たない中で、利益確定売りなどに押され、軟調に推移した。
市場からは、「下値は切り上がっているものの、上値の抵抗が強い。前日には1万4000円乗せとなったが、売買代金が実質今年最低であり、実感がわいてこない。また、足元では低位株に物色が向かうなど典型的な荒れ相場だ。為替が円高・ドル安に推移し、マネーフローが変調しつつあるが、まだ資金は右往左往している状態。株式、債券、商品を含め先が読みづらい」(三菱UFJ証券・投資情報部・山岸永幸氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり397、値下がり1196。出来高は8億9025万株。売買代金は9631億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=107円05銭)で取引されている。
みずほ証券が投資判断を引き下げた郵船、商船三井をはじめ、乾汽船、川崎汽など海運株に売りが先行。円高進行を背景に、トヨタ、ホンダ、マツダ、いすゞ、ダイハツなど自動車株も売り優勢となり、東エレク、ファナック、TDK、ソニー、キヤノンなど値がさハイテク株も軟調。ミレアHD、三住海上、日本興亜、T&DHDなど保険株や、三井住友、三菱UFJ、住友信託、常陽銀、ふくおかなど銀行株、大和証G、野村、いちよし、新光証券など証券株も下押した。
マルハニチロ、日水など水産株や、JT、日清オイリオ、日清粉G、明治乳、味の素など食品株もさえない。08年2月期連結最終損益見通しを赤字修正した東急ストアをはじめ、ファミリーM、ABCマート、高島屋、Jフロント、7&iHDなど小売株も弱含んだ。個別では、サンフロンテが一時ストップ安に上場来安値を更新。前日ストップ安比例配分のSFCGや、愛知銀、ハピネット、アルファなどが大幅安に売られた。
半面、オリックス、NECリース、ジャックスなどノンバンク株の一角がしっかり。金、銅など非鉄金属市況高を背景に、東邦鉛、DOWA、三菱マ、住友鉱など非鉄金属株も買われた。個別では、前日ストップ高比例配分の藤森工業がきょうもストップ高カイ気配。グッドウィル、紀文ケミも一時ストップ高に買われたほか、キトー、栄研化、クリードなどが値上がり率上位に連なった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社
インテル、「Centrino 2」を正式発表
インテルが7月14日夜、最新の「Centrino 2」プラットフォームを正式発表した。